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ウィリアム・モリス特集
「美しいと思わないものを家に置いてはならない」と語り、手仕事からうまれる自然に根ざした美しさを発表しつづけたウィリアム・モリス。草花や樹木をモチーフとしたファブリックや壁紙は、150年以上経てもなお新鮮な魅力に満ちています。
そんなモリスの壁紙の中から、人気シリーズと定番シリーズをそれぞれピックアップしてみました。
当店人気シリーズ
当店でよくご購入される人気の柄や、無料サンプルでリクエストいただくものをセレクトしました。
Lemon Tree(レモンツリー)
ウィリアム・モリスのデザインの中で最も愛される壁紙、”Fruit”に描かれているレモンからインスピレーションを受けた壁紙。チョークで描いたような白色で細部を描写することで、枝や果実がフレッシュでリラックス感のある表現を作り出しています。
Fruit(フルーツ)
モリスの初期の三大壁紙デザインのひとつ。果実や花や葉は様式化されていますが、複雑さと流れるリズムがあります。モリスは極端な写実主義や規則性のどちらにも反対し、いきいきした自然の魅力を描こうとしました。
Iris(アイリス)
1888年ジョン・ヘンリー・ダールによるデザイン。細かい群葉模様の背景に、迷路のような庭園に花や鳥が対比され、アイリスの華やかさと優雅さが巧みに表現されています。彼のデザインの中でも最も成功したデザインのひとつです。
ウィリアム・モリス定番シリーズ
ウィリアム・モリスのデザインの中でも定番のシリーズたち。
Strawberry Thief(イチゴドロボウ)
モリスの夏の別荘「ケルムスコット・マナー」の庭で、いちごをついばむ鳥たちを温かな目線で描いたモリスの代表作。合わせ鏡のような左右対称のパターン構成が特徴です。オリジナルはマートン・アビー工房において最初に作られた多色使いのインディゴ抜染プリント生地であったものを壁紙で再現しました。
Brer Rabbit(ブレアラビット)
「兄弟ウサギ」として知られるデザインで、17世紀のイタリアのシルクからインスピレーションを得て、1882年にモリスがインディゴ抜染のプリント生地として制作したもの。モリスが子供たちに読み聞かせていた”レアムおじさん”の話に出てくる賢いウサギをモチーフにした、左右対称の鏡合せ模様です。
Daisy(デイジー)
ウィリアム・モリス初期の三つの壁紙デザインのひとつである「ヒナギク」をコットンプリントに表現。様式化された花のモチーフは、大英図書館所蔵の中世の彩飾写本の挿絵から、モリスが研究した素朴でやさしい野の花のデザインです。